new モハメド・アリの名言 (森 勝則 代表 火曜日教室)
アメリカのプロボクサー、モハメド・アリは数々の名言を残している。例えば、「他者への貢献とは、この地球上に住むための家賃のようなものだ」がよく知られている。
私の生きた82年間をふり返ってみてもひたすら自分のためだけに生きたような気がする。アリさんに「まるで82年も無賃乗車をしてきたようなものだ」と言われそうだ。
そこで、遅ればせながら、クスクスのボランティアを思い立ったのは2013年、70歳の時である。少しでも誰かの役に立つことをして、今までの借りを返したいと思った。しかし、ボランティアは続けるのが難しい。他者を思いやる強い意志がないと無責任になり、安易に放棄してしまう。つまるところ、他者への貢献とは、人への愛であり、それを継続する勇気である。もう一つ、アリの言葉に「己を犠牲にする勇気がなければ、人生では何事もなしえない」、けだし、名言である。
new 「すみません」いつ使いますか?
(宗光 恵子 日曜日教室)
日本人は、謝るときやお礼を言う時、そして、人に呼び掛けるときなど、「すみません」や、「すいません」という言葉をよく使います。
「すみません」は、もともと「済まない」が語源で、はじめは「どんなにお詫びしても済まない」という謝罪の意味が強かったようです。それが、「私の為になにかをしてくれて申し訳ない」から「ありがたい」という感謝の意味にも使われるようになりました。
1.謝る時:「ごめんなさい」や「申し訳ありません」の代わりに使う。
2.お礼を言う時:「ありがとう」の代わりに使う。
3.人に呼び掛ける時:店員を呼ぶときや、知らないひとに話かける時に使う
4.何かを依頼する時:「恐れ入りますが」「お手数をかけますが」など、人に依頼するときの前置きの言葉として使う。
大きく分けると、上記の時に「すみません」を使います。とても便利な言葉ですが、そればかり使うと嫌がる人もいます。「申し訳ありません」「ありがとうございます」「恐れ入りますが」など、きちんと区別して言えるようにしたいですね。
new 留学生を訪ねて台湾へ旅行
(城野 佳代子 日曜日A教室)
2月12日から4日間、友人と2人で台湾へ行ってきました。
今回の訪問先は、台北と九份ですが、旅の目的は、昨年ホストファミリーとして担当した大阪大学の留学生、ファン リンウェンさん(リンさん)に会うことでした。
昨年8月に帰国後、リンさんは大学を卒業し、試験勉強中とのことです。旅行先では短時間でいいので再会できたらうれしいなと思っていましたが、なんと、旅行2日目に予定していた九份へ一緒に行ってくれることになりました。しかも、同時期に大阪大学へ留学していたというお友達、アンさんも誘ってきてくれました。2人の心強い“ツアーガイド”のおかげで、苦労することなく1日を過ごすことができました。
九份では朝から一日中雨、おまけに寒いという気候でした。地元の路線バスにのり、約1時間で到着。ちょうど昼ご飯時だったので、地元のお店で腹ごしらえ。その後、黄金博物館へ行き、砂金取りや実際の金塊を触る体験をしました。そして、再びバスに乗って人気観光地の九份へ。溢れかえる観光客と雨で傘をさす人で、細い路地は余計に渋滞。
お店を見ながら名物スイーツ、もちもち芋団子のお店へ。かなり山の上の方に位置する九份。天気が良ければ海が見えるそうですが、曇りのため薄っすらとしか見えませんでした。そんな景色を見ながら、寒い中やっとありつけた温かい芋団子、ぜんざいをいただき、ほっこりしました。その後、日本のアニメーション映画でも有名な店の風景を見ながら帰りのバスへ向かいました。
帰りは、行きとは少し違い、途中までバスに乗り、電車に乗り替えて台北まで行きました。台北に着いた後、お世話になった2人と一緒に小籠包を食べに行きました。台湾の人は、頻繁に小籠包を食べると思っていたら、特別な時ぐらいしか、行かないそうで、ちょっと意外に感じました。
縁があって今回このような貴重なつながりができ、とても充実した4日間でした。
もちもち芋団子
new 高槻の広報誌を利用しよう (石田 勝彦 広報)
高槻市では広報誌「TAKATSUKI Days」を毎月発行していて、すべての世帯に配っています。
高槻をより「知る」、生活の幅が「広がる」、さらに高槻が「好きになる」ような話題がたくさんあります。日本語学習の教材に使ってはどうでしょうか。
高槻市に住む学習者にも毎月届いていると思いますが、広報誌が届いていないときは、宅配受託会社( ℡0120-976-124 )へ連絡すれば届けてくれます。
師走に思う (松岡 道子 日本語グループ)
季節が急に進んで、十二月は例年以上に慌ただしく感じました。忙しいと食事の時間がもっと短くできないか、袋から出して五分で食べられる補助食品のようなもので良いかも、とさえ思います。でも結局、買い物をして、材料を切って、火を通したり味をつけたり・・。食器を片づけるのも、ひと仕事なのに、どうしてこちらを選ぶのでしょう?
2024年は、訪日観光客の増加が何度も話題になって、大阪、京都は言うに及ばず、山間の秘湯でも、笑顔で旅行を楽しむ姿が印象的でした。円安や治安の良さもあるでしょう。でも、スマホ一つでホテルや電車の予約、そして翻訳までできるアプリの存在は偉大です。では、病院用の翻訳アプリも・・。
じゃ、どうして、ビザに制限された時間の中で、辞書を引いて、字を覚えて、敬語だって練習して、日本語を勉強してくれるのでしょう?
日本での暮らしが、日本での旅行よりも、実り多いものになりますように。
将棋のまち高槻 (石田 勝彦 日曜日教室)
高槻市は平成30年(2018年)に日本将棋連盟と包括連携協定を結んで、将棋の普及や振興に取り組んでいます。さらに新しい関西将棋会館がJR高槻駅の西口に完成し、12月3日にオープンしました。高槻市では、将棋を通じた文化振興及び心豊かな地域社会の形成を目的とした全国初の条例「高槻市将棋のまち推進条例」を制定し、令和6年11月17日から施行しました。
これからは高槻の町の中で藤井聡太さんをはじめとするトップ棋士に会えるかもしれません。
最近は高槻駅周辺で将棋の街をアピールする風景が増えています。探してみてはどうでしょう。
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将棋の駒の形をした郵便ポスト
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マンホール
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『王』のイルミネーション
マンガ de 日本語<13>
『ココア&カカオ』 by エイネ
日本語で漫画を描いてみませんか
(エイネ&城野 佳代子 日曜A教室)
令和7年(2025年)新しい年を迎えました。
「新年 明けましておめでとうございます」
考えてみれば不思議な言葉です。どうして「おめでとう」なんでしょう。
地球が1年かけて太陽の周りを回っただけなのに。みなさんは、どう思いますか。
Feliz ano novo ポルトガル語
Happy New Year 英語
Buon Anno イタリア語
Bonne annéeフランス語
CHÚC MỪNG NĂM MỚI ベトナム語
Selamat tahun baru インドネシア語
Manigong Bagong Taon タガログ語
新年快乐 簡体中国語
新年快樂 繫体中国語
새해 복 많이 받으세요 韓国語
สุขสันต์วันปีใหม่ タイ語
城島 康子さんを偲ぶ会 (長原 義治 広報)
クスクス初代代表の城島康子さんが11月18日にご逝去されました。
元代表の島貫さんの発起で「故 城島康子さんを偲ぶ会」が12月22日に開催され、クスクスOBを中心に13名が集いました。
黙祷に続き元代表の青合さんによるお別れの言葉や参加者全員による城島さんとの思い出話の披露など、城島さんのクスクス創設に感謝し、ご冥福をお祈りしました。
後列左から(敬称略)
長原、藤田、辻原、青合、松倉、水野、田村、島貫
前列左から
大森(夫)、大森パルヤンティ、黄玉嬋、三阪パニダー、坂本
翻訳とは? (広田順一 火曜日教室)
先日市バスに乗った所、次のシールが目に入りました。和文英訳問題が出た時にこの英語が回答として出てくる? 日本語はお願い調ですが英語は命令調のようです。もしこの英文が正しいとしてその違いは何によるものでしょうか?
通訳とは言葉を訳すだけではなく文化を訳すのだと言った方がおられます。外国語をものにするにはその国の文化も知る必要がありそうです。特に宗教の影響が大きそうです。逆に日本に来ると宗教へのこだわりが無さすぎて驚くそうです。
自国の文化も知り尽くしていない身で他国の文化を知り尽くせる訳もなくせめて異なる文化を受け止められる度量を身に着けたいと思うのですが。
初めてのイタリア (秋山 美佐 日曜日・A教室)
6月初旬に14日間、初めてのイタリア旅行に出かけました。同行するのは、イタリア語が話せてイタリア旅行歴は20回以上というひとみさんと、その友人のみつえさん。海外旅行が久しぶりの私にとってはかなり心強い。
行程は、ローマからフィレンツェ、ベネツィアと北上していきます。ローマとフィレンツェの間のオルヴィエート、シエナ、コルトーナという、中世の街並みが残っている美しい街にも宿泊しました。
ローマでは、バチカン美術館に訪れました。私以外の二人は何回か行ったことがあるので、4時間ほど一人で回りましたが、かなり広いし、わかりやすいパンフレットもないので、歩き疲れて、最後のほうは流し見でしたけど・・・一応動画を見て、予習していったのですが。キリスト教の歴史に詳しければもっと深く鑑賞できたように思います。
夜は、宿泊したアパートメントのオーナーがお勧めしてくれたレストランへ。カチョエペペというパスタがおいしい。アルデンテのパスタを粉チーズにからませ、胡椒をきかせたシンプルなものですが、麺が讃岐うどんのようにモチモチしているのは、さすがイタリアのパスタ。胡椒が程よくきいているのも G00D です。
その後、宿泊した街のレストランで、何回かパスタを食べるのですが、どこもシンプルなのに文句なくおいしい。うどんのような太いパスタ、ピチにミートソースをかけたもの。イケメンのお兄さんが、トリュフを山盛り削ってかけてくれたパスタは意外と和風が似合いそう。醤油や鰹節をかけたら、もっと日本人好みになりそうです。初めて食べたポルチーニ茸とルッコラのパスタも最高。ポルチーニ茸はぷりぷりしたなめこのような触感が癖になりそうです。と、食べ物のことばかり書いていますが、食べてばかりというわけではなく、各地で美術館にも訪れています。
私が一番気にいったのは、フィレンツェのウフィツィ美術館。有名なボッティチェリの「ビーナス誕生」「春」といった作品は、この美術館の一番人気です。カラバッジョの絵画も、物語性があってインパクトのある作品ばかりで、一度見たら忘れられない。
各地にある大聖堂にもすばらしい絵画が残されています。聖母子像、受胎告知。ただなぜかここで描かれる天使や赤ちゃんのキリストの絵が全然かわいくない。みんな老け顔をしています。
イタリアは、訪れたどの街も、建造物や風景に歴史が感じられ、世界中の人が訪れる魅力的な国であることはまちがいありません。ただ、時に大幅に遅れてくる電車や、ボタンを押してもなかなか動かないエレベーター等、日本に住み慣れている私たちにとっては、不便を感じることもいくつかありましたが。
旅行中、発熱してしまい、南チロルの玄関口といわれる町、ボルツァーノに観光して回ることができなかったのは残念でしたけど、また再挑戦することができたらいいなと思っています。
中世の
面影の
残る
街シエナでランチ
自動詞派ですか、他動詞派ですか
(安田 邦夫 日曜日・B教室)
久しぶりに大阪・梅田に出かけてみました。あまりの変わりように驚くばかりです。
特に北側エリアは想像をはるかにこえるものでした。そして、地元・高槻はもちろん改札口は今や、ICカード専用ばかりで、切符で通れるところは1~2カ所、何とも不慣れの年配者にはやりにくくなりました。そして、各駅のホームにはすっかり安全確保のためのロープが張られてきました。それどころか新しいものはドアーのようになっています。列車が入線すると「電車が入ります、ロープがあがります」という放送が流れます。これでホームでの事故も大いに減ったことでしょう。
これを見て、いぜん市民大学の講座で、自動詞・他動詞に関する講義を受けた時のことを思い出しました。
コロナ禍以前なら、まだ満員の通勤電車に駆け込んでいく姿を見かけたものです。
そんな時JRのある駅で無理な乗車をやめさせるために、「ドアーが閉まります」という放送を「ドアーを閉めます」に変えたところ、見事に混雑解消、駆け込み乗車が大いに減少したということです。つまり自動詞的表現を他動詞的表現に切り替えたのが、うまくいったというわけです。
「コップが割れちゃつた」と「コップを割っちゃつた」はどちらも言えますが、後者の方が自分のした行為と認めて、責任を感じているようなニュアンスを伴っている。他動詞の表現では、動作主の存在が意識されやすいが、自動詞の文で表すと動作主が背後に隠れてしまうのです。自動詞でとらえるか、他動詞でとらえるかで、事に対する主体の認識・意識の違いが生じるということです。迫力も違うように思います。
「動詞のない言語はない」という言語学者もいます。それだけに分類の仕方、種類、変化〈時勢,態・・〉など関係の本も多く、最も影響力の強い品詞の一つです。
他動詞とは、他に動作の影響が及ぶ動詞であり(書く、食べる・・)、影響を与える対象、つまり目的語は助詞「を」を伴う。これに対し自動詞は他とのかかわりに関係なく、動作が自己の内から発せられるもので目的語は伴わない〈行く、寝る・・〉と動詞説明の入り口には書かれています。
学習者の皆さん、まずは自動詞と他動詞の見分けがつくようにしましょう。そして楽しみを広げていって下さい。結構面白いですよ。ではまた。
マンガ de 日本語<12>
『ココア&カカオ』 by エイネ
日本語で漫画を描いてみませんか
(エイネ&城野 佳代子 日曜A教室)
紅葉狩りってご存じですか?
①カカオ「ね~ね~ココアちゃん、もみじがりって知ってる?」
②ココア「それは何ですか?」
③カカオ「紅葉を楽しむことだよ」
ココア「じゃあ紅葉を見に行きましょう」
④ココア「とてもきれいだね」
カカオ「秋だね」
そろそろ紅葉のシーズン。
今年はどこへ見に行こうかな。